【アンバサダーレポートvol.2】再生医療を応用した成分「iPS細胞培養上清液」とは?第2回製品勉強会を実施しました

TEUDUでは、「これこそが本物のスキンケアだ」と自信を持ってお伝えできるTEUDUのスキンケアをより多くの方に届けるために、現在8名のアンバサダーに活動いただいています。
 
TEUDUを使用し始めていただいて約2ヶ月。美肌スパイラルをご自身の肌で実感いただいている中で、12月にオンラインでの第2回製品勉強会を開催しました。この記事では、その様子をレポートします。

 

■TEUDU Ambassador Program

TEUDUのこと、製品それぞれの処方や成分の選び方、ブランドの根底にある想いなどについて理解し、学びを深めながら、TEUDUのパートナーとしてともに活動いただくプログラムです。
 
実際にTEUDUのスキンケア製品を全てご使用いただき、ご自身の肌で「美肌スパイラル」を体験いただくことで、その魅力を一人ひとりの言葉で広める活動を行っていただきます。

 

 

 

第2回製品勉強会でお話ししたこと

第2回製品勉強会では「iPS細胞培養上清液について」と「TEUDU The Lotionのこだわり」の2つのテーマについて、TEUDUの処方家・T博士が直々にお話ししました。


 

テーマ①iPS細胞培養上清液について


勉強会の冒頭では、アンバサダーの皆さんも強く関心を寄せていた成分である「iPS細胞培養上清液」について、詳しく解説しました。「TEUDU iP Scell Rich Emulsion」に配合されており、業界で初めて防腐剤不使用で「iPS細胞培養上清液」を配合した処方を実現しました。
 

iPS細胞とは

iPS細胞とは、人の細胞を特別な技術でどんな細胞にも分化し、組織や臓器を作ることができ、ほぼ無限に増殖する機能を持つ細胞のことを指します。現在医療分野では、様々な治療に導入され始めています。

これまで、iPS細胞を培養するときに使う培養液は、培養後には使い道がなく捨てられていました。しかし、近年の研究によって、修復能力や抗酸化力など、美容分野でも可能性が広がる素晴らしい機能があることが分かり、再生医療技術を応用したスキンケア原料「iPS細胞培養上清液」として、確立され始めているのです。

 

iPS細胞とヒト幹細胞の違い


iPS細胞と聞くと、美容分野で幅広く使用されているヒト幹細胞との違いが気になるところ。

ヒト幹細胞(体性幹細胞)とは、元々人の体内に存在している、修復能力を持つ特殊な細胞のことです。損傷した組織の修復はできますが、新たな組織の形成はできません。

胎盤や骨髄、脂肪組織などに存在しており、それらを実際に採取して培養し、その上清液をスキンケア原料や美容点滴として使用しています。

iPS細胞とヒト幹細胞では、下記のような違いがあると考えられています。



 

テーマ②TEUDU The Lotionのこだわり

高保湿、肌荒れ改善、菌そうコントロールの3つにフォーカスして処方設計した「TEUDU The Lotion」。処方の仕組みをはじめ、それらのポイントを実現するために配合している成分について詳しくお話ししました。
 

メカニズムが異なる3つの保湿成分を配合


「TEUDU The Lotion」は、能力が異なる3つの保湿成分を配合しています。乾燥の原因は一つではないため、これらを網羅することで、乾燥で悩む全ての人に対応できる処方になっています。TEUDUではこの保湿方法のことを「全方位型保湿」と呼んでいます。

■表面を覆う保湿<ポリグルタミン酸Na>
肌表面に馴染む水溶性の薄い膜を張り、肌の下から水分が蒸散しないようにします。それにより長時間潤いがキープされ、ハリを与えてくれます。

■本来の構造を保つ保湿<トレハロース>
「復活の糖」と呼ばれ、椎茸などに入っている成分で、角層の中に入り込み、形状を保つ役割を果たします。例え乾燥によって肌表面が弱くなってしまっても、構造は壊れないよう、保持してくれるのです。

■水を抱え込む保湿<コメ発酵液とグリセリン>
角層の中に入り、水分を保持する能力が高い成分です。水分を肌に与えたときに、しっかり保つので、肌の水分含量が上がります。
 

なぜ全方位型保湿が有効的なのか


「TEUDU The Lotion」では、全方位型保湿を叶えつつ、菌そうに着目した成分を配合することで、どんな肌状態の人にでも対応できるようにしています。

その理由は、肌悩みが一つの人はいないからです。

人の肌には、オイリー肌(過剰な皮脂が分泌されているエリア)、乾燥肌(皮脂がないエリア)、正常な肌、この3つのパターンが存在します。どんなに健康な肌の人でも、この3つのパターンが混在しており、比較的勢力が大きいパターンが、肌の特徴として出やすくなるのです。

つまり、どんな肌の人でも、この3つの特性は常に持ち合わせているということです。例えば、Tゾーンは皮脂が出やすいけれど、頬骨の上は乾燥しているなど、複合的に肌悩みが起きることが考えられます。

全方位型保湿を採用しているTEUDUでは、これらの3つのパターンのお悩みそれぞれに適切にアプローチが可能になり、肌の好循環「美肌スパイラル」へと導いてくれるのです。
 

肌トラブルの根源は「乾燥」


肌悩みの全てに共通するものが、肌の乾燥です。スキンケアでは、とにかく乾燥させないことが重要!適切な保湿とスキンケア方法を実践することで、乾燥から肌を守ることができます。


■肌に不要なものは極力除く
肌に良いものを添加するだけでなく、肌に不要なものを取り除くという、引き算の考え方も美容においては大切です。

肌に直接ダメージを与える防腐剤や界面活性剤、肌に必要のないシリコンや合成色素や合成香料など、なるべく配合されていないものを選びましょう。


■肌本来の機能を衰えさせる過剰な美容成分を除く
肌に過剰に塗布しすぎると、肌本来の機能が働かなくなってしまいます。例えば、過剰にオイルを塗布すると、肌本来の皮脂分泌能力が退化し、過剰な美容成分を添加すると、肌のターンオーバーなどの機能が退化してしまうことがわかっています。


第1回製品勉強会よりも、よりマニアックで踏み込んだ内容のテーマをお話しした今回の勉強会。参加者ほぼ全員から質問が上がるほど、T博士の研究や知識に耳を傾けながら、真剣にスキンケアについて語り合った時間でした。

次回のレポートもお楽しみに。