注目の美容成分「バクチオール」とは?期待できる効果やレチノールとの違いを解説

美肌に導くレチノールに続き、今注目されているバクチオールという成分を知っていますか?天然由来の美容成分で、エイジングケアが期待できることから「次世代レチノール」と呼ばれています。この記事では、バクチオールの効果やレチノールとの違いを詳しく解説します。
バクチオールとは?
バクチオールとは、オランダビユというマメ科の植物から抽出される天然成分です。アーユルヴェーダや東洋医学の分野で古くから愛されてきました。
肌の新陳代謝を活性化するビタミンAが主成分で、コラーゲンを生成して肌のターンオーバーを改善するなど、優れた美容効果を発揮します。構造が違えど、レチノールと成分の働きが似ているため、「次世代レチノール」や「ヴィーガンレチノール」と呼ばれています。
レチノールの美容効果
バクチオールについて詳しく知るために、まずはレチノールについて解説します。
レチノールはビタミンAの一種。肌荒れ・シミ・シワなど、年齢による様々な肌トラブルに効果を発揮することが認められ、優れたエイジングケア成分として知られるようになりました。
しかし、高い効果が期待できる分刺激が強いため、肌に赤みが出てヒリヒリする症状や、一時的な肌荒れなどの副作用を引き起こすことがあります。
バクチオールの美容効果
天然由来成分かつ美容効果に優れたバクチオールは、レチノールと比べて扱いやすく多様性がある成分です。では、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。
肌にハリを与え、シワを改善
バクチオールには、肌にハリや弾力を与え、シワを改善する効果が期待できます。
コラーゲン生成を促進する作用があり、継続して使用することで弾力のある肌に導きます。また、バクチオールは肌のターンオーバーを改善する働きにも優れており、コラーゲンなどの保湿成分をしっかり保ってくれることから、シワやたるみなどへも効果的に働きます。
シミの予防と改善
バクチオールはシミの原因になるメラニンの生成を抑制し、シミができにくい肌環境へ導きます。さらに、肌のターンオーバーを活性化させることで、メラミンを排泄する働きも期待できます。
シミの予防だけでなく、既にできてしまったシミにもアプローチできることが、バクチオールの大きな魅力です。
毛穴汚れや肌荒れの改善
バクチオールは優れた抗菌と抗炎症作用を持っています。ニキビや肌荒れに効果を発揮し、毛穴の中で起きた炎症を鎮めてくれます。
また、肌のターンオーバーを促すことで、毛穴詰まりを取り除く効果も期待できます。これらの働きによって、ニキビなどの肌トラブルにも有効的に作用すると考えられています。
バクチオールとレチノールの違いは?
バクチオールとレチノールの効果は類似しつつも、それぞれの特徴が大きく異なります。まとめると、それぞれこのような特徴があります。
<バクチオール>
・即効性はなく、緩やかに効果を発揮する
・低刺激で、敏感肌や乾燥肌の人も使える
・朝や日中にも使える
・基本的にどの成分とも併用可能
<レチノール>
・効果に即効性がある
・多少の刺激があり、肌に合わない人もいる
・熱や紫外線に弱いため、使用方法が難しい
・ビタミンCを含む化粧品との併用は効果が半減する
バクチオールで健やかなエイジングケアを
天然由来の美容成分であるバクチオールは、優れたエイジング効果を発揮しながらも、敏感肌などの肌悩みを持つ方にも使っていただけます。TEUDUでは「The Vital Glow Massage Serum」に博打オールを配合。日々のスキンケアにバクチオール配合のアイテムを取り入れて、美しい肌を叶えてみてください。