防腐剤のフェノキシエタノールは避けるのが吉?お肌への影響を解説します

化粧品の安全性を保つために含まれる防腐剤。その代表的な成分とも言えるフェノキシエタノールは、健康な肌に影響を与えることがあります。TEUDUでは防腐剤の在り方について考え、日本の伝統からヒントを得た独自の技術で防腐を行っています。この記事では、フェノキシエタノールのような防腐剤が配合される背景と、そのお肌への影響について解説します。
フェノキシエタノールとは?
多くの化粧品に防腐剤として使用されているフェノキシエタノール。玉露の揮発成分として発見された成分で、抗菌作用に優れており、化粧品の品質を保つことができます。
汎用性が高く、安定して防腐効果を発揮できるという側面を持っており、近年多くのスキンケアやコスメに配合されるようになりました。
化粧品は一度開封すると、外気や人の手に触れることで、微生物が繁殖するリスクがあります。それを避けるために、化粧品業界では、フェノキシエタノールのような防腐剤を配合してきた背景があるのです。
しかし、このような防腐剤は元々毒性や刺激性を持ち合わせているため、少量しか含まれていないとはいえ、できれば避けたい成分であることに変わりありません。
フェノキシエタノールが肌荒れの原因に
フェノキシエタノールは、少量の配合で防腐効果を発揮するほど抗菌力が強いので、肌への刺激性が否めません。
抗菌作用がしっかりしているということは、肌の常在菌、つまり善玉菌にも影響を与えてしまうということ。使用するときの肌状態によっては、肌の赤みや痒みなどの刺激を感じたり、さまざまな肌トラブルの原因になりうるとされています。
毎日のスキンケアが10年後の肌を変える
フェノキシエタノールは長期的に使用することで、角質層内に蓄積され、肌細胞にダメージを与えると考えられています。今すぐにダメージがなくても、5年、または10年後、年齢を重ねたときにその影響が顕著に現れるかもしれません。「長年愛用していたスキンケア商品が合わなくなった」または「突然肌荒れが目立つようになった」など、急な肌の変化が現れた方は、どの防腐剤が配合されているのか確認してみてください。
TEUDUでは、フェノキシエタノールやパラベンなどの石油系防腐剤を使用せずに、日本古来の防腐への考え方を基に処方を設計しています。10年後の美しい肌は、日々のスキンケアによって決まるといっても過言ではありません。毎日使うものだからこそ、心から安心して使える本物のスキンケアを選んでみませんか。
▼TEUDUの防腐剤への考え方について、こちらの記事で詳しくお話ししています。
防腐剤を入れずに腐らせない、
日本古来の知恵。